No.707 実践
先週の土曜日、愛知県倫理法人会主催の「100日実践発表会」なるイベントに参加してきました。
文字通り、愛知県倫理法人会の会員が、それぞれ実践項目を決め、100日間実践し、その状況と結果について、代表者38名が登壇し、発表するという企画です。
実践の内容は、「履物を揃える」「ゴミ拾いをする」「机の上を整理する」「神社仏閣に参拝する」「感謝の気持ちを伝える」「名前を呼んで挨拶をする」「毎朝3時半に水行をする」「毎日両親に電話する」「毎日親族に手紙を書く」「朝の勤行をする」「早起きする」など多岐に亘っていましたが、それぞれの苦労と喜びが伝わってくる、とても素晴らしい発表でした。
私自身、今年1月5日から「感恩ノートをつける」という実践をしています。ルールは「1日最低1つ」「同じ内容は書かない」で、これまでに535の「ありがとう」を書き留めています。昨日でちょうど150日となりましたので、1日当たり3.57件。まずまずの実践状況だと思います。
2つのルールは結構ハードルが高く、正直、何も浮かばないという日もありました。それでも書かなければいけませんから、絞り出さなければなりません。しかし、それが良かった。
「当たり前」とまでは思っていなかったものの、これまでは「ありがとう」の対象ではなかった小さなこと、些細なことに目を向けられるようになりました。そして、最初の内は思い出しながら、絞り出しながら書いていたものが、今では自然に「あっ、これ書かなきゃ」と、その都度、小さな「ありがとう」に気付けるようになってきました。
また、嫌な出来事であったとしても、「こういうことをしてはいけないと気づけた」などと、感謝の気持ちで受け止めることができるようにもなりました。
たまに見直すことがあるのですが、感謝に溢れた日記帳みたいなもので、振り返るたびに心が温かくなってきます。
発表者の中には、「売上が60%アップした」「最高益が出た」「夫婦仲・親子仲が良くなった」といった具体的な成果が発表されていましたが、私自身、間違いなく心が穏やかになり、気持ちが前向きになってきていることを実感しています。
既に100日を超えていますが、これからも続けていきたいと思います。
また、これまで千年経営研究会でも実践の必要性は伝えてきましたが、今まで以上にその素晴らしさを伝え続けていきたいと思います。