No.738 再会

先週の土曜日、高校の全クラス合同の同窓会に参加してきました。還暦を迎える今年、10年ぶりの開催となる会には、遠くはフィリピンからも懐かしい仲間が集まり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

11時にスタートして、気づけば21時30分、東京に戻るメンバーを見送って、残ったメンバーとラーメンを食べて帰るという、とても充実した時間となりました。

「同窓会に出て来るのは、そこそこ成功している奴ら」とは、80歳を超えて来ていただいた先生の言葉ですが、確かにそれぞれの職場で「そこそこ」の立場に就いているメンバーばかり。業種も多種多様に亘り、とても充実した情報収集の場でもありました。

今回、改めて感じたのは、特定の場所に安住せず、いろんな場所に顔を出し、いろんな人の話に耳を傾けることの大切さです。

気づけばついつい通い慣れた場所や仲間とだけの交流になりがちなもの。確かに楽しい時間ではありますし、「そこそこ」の気づきや学びもあることは確かです。

しかし、日頃会うことがない人との出会いと交流は、日常的なつながりの中では得られないものがあるものです。今回の再会は、そのことを深く、強く感じさせてもらう時間となりました。

また、同学年9クラス360人の中で、私は理数科という2クラス80人しかいない中で3年間過ごしましたが、参加率は全体の約30%と高く、一人ひとりの関係性が深かったことを実感しました。やはり、接点が多ければ多いほど、関係性が深まるということも改めて認識することができました。

同級生の中でも取りまとめ力が高い友人が、「年内に理数科だけでもう一度やろう!」と言ってくれています。最初から最後まで一緒にいたメンバーとは合計11時間超。それでも足りないというのが実感でしたので、今から楽しみで仕方がありません。

実は前日、中学で仲の良かった仲間と飲んだのですが、来年の1月3日に還暦祝いの同窓会をやろうという話になりました。

また新たな再会に胸を躍らせています。